さらば バカ野郎たち
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昼間がんばって記事を書いたところ、また「戻る」ボタンを押してしまい、意気消沈。
最近マウスの調子がおかしく、新しいのに買い替えたのだが、そのマウスには親指のところにちっさいボタンが2つついており、それが「戻る」と「進む」ボタンなんやけど、誤ってポチッ・・・。
思わずアクセル・ローズのような七色の声で叫び声をあげそうになった・・・。
今度からメモ帳で書いて、それを貼りつけるようにしよう。
さてさて、タイトル通りである。
楽しかったバンコクライフも終わりを告げようとしていた。
プンちゃん、ハーブ、モンモンの帰国である。
こいつらは基本的に最高にバカで、最高に楽しいやつらだった。
だから、こいつらの帰国はぼくの旅に変化をもたらした。
日本での再会を約束して、プンちゃんたちは日本に帰っていった。
早速ぼくと残った山ちゃんは行動を開始した。
インド行きの準備である。
ぼくはユーラシア横断の旅のなかでインドを通らないわけにはいかなかったし、山ちゃんも日本を出るときからインドは行くつもりだったみたい。
一人でいくより二人のほうが楽しいだろうってことで一緒に行くことになったのだ。
そして「一人じゃなくてホントによかった…」と、インドで思いっきり実感するのである…。
インドに行くにあたって必要なものは、何といってもチケットとビザである。
ぼくらは通称「インド人の店」に向かった。
カオサンには世界中の貧乏パッカーが集まる。
その理由の一つが格安航空券が手に入るからである。
たくさんチケット屋があり、どこも貧乏パッカーさん相手なので、他店より1バーツでも安く売ろうとしのぎを削っている。
その中で有名なのがこの「インド人の店」である。
ターバンを頭に巻いたインド人のオッサンとメガネの双子がやってるチケット屋で、カオサンロードから一本隣の細い路地にあるのだが、日本人パッカーに間では有名な店である。
とにかく他よりチケットが安い。
店主のオッサンはとてもさばさばしていて、変な愛想笑いなどはいっさいナシ。
いつもどっしり構えている。
メガネの双子はのびたくんに毎日カレーを食わせて育てたみたいな感じである。
カオサンでたむろしてるパッカーに「インド人の店ってどこにありますか」と尋ねれば、カレー屋でなく、このチケット屋を教えてくれるだろう。
それぐらい知られた店なのである。
さて、ぼくらはコルカタINカトマンズOUTのオープンジョーチケットを買うことにした。
オープンジョーとは、行きと帰りで使用する空港が違うチケットのことである。
バンコクからコルカタ(旧カルカッタ)に飛び、陸路で国境を越えネパールに。
そして最後は首都カトマンズからバンコクに戻るルートを考えていた。
チケットは一番安いビーマン・バングラディッシュ航空のものにした。
このビーマン、パッカーはよく利用するのだが、とにかく安い。
そして、とにかく最低なのである。
もし次にぼくがビーマンに乗らなければならない機会が訪れたとしよう。
がんばって空港に行ってみるも、発券カウンターで確実にぼくは発狂しているはずである。
はっきりいってお勧めできないが、透明なまわしで相撲がとれる人、立ち読みで広辞苑を読んでいる人、電話の子機をケータイとして使っている人、こういう気が狂っている人はぜひどうぞ。
まぁ、乗るまでわかんなかったから買っちゃった。
お次はビザ!
また次回。
うわらば!