パムッカレへ
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結局昨日もパチンコに行ってしまった・・・。
まぁ1パチですが。
二人ともちょい負けで、腹も減ったので帰ることにした。
嫁がジャケットをロッカーに預けていたので、一緒に取りに行ったのだが、そこはロッカーではなく、おばちゃんがスーパーで買ったものを入れておくミニ冷蔵庫だった・・・。
そろそろイスタンブールでやることもなくなってきたので次の目的地へ出発することにした。
パムッカレである。
パムッカレは写真なんかで見ると一見雪景色のように見える。
しかし、それは雪ではなく、あたり一面が石灰棚なのである。
まぁそんなに興味があったわけではないが、とりあえずトルコを南下し、エーゲ海を目指したかったので、途中にあるパムッカレに寄ってみる気になった。
パムッカレに行くには、デニズリという街まで行き、そこからミニバスに乗る。
まずはデニズリにどうやって行くか・・・。
後から調べてわかったのだが、イスタンブールからデニズリへは夜行列車がいいらしい。
ぼくは夜行バスで行くことにした。
チューリップゲストハウスのママさんにオトガル(バスターミナル)への行き方を教えてもらった。
ママさんにその先どうするの?と尋ねられたので、エーゲ海のロードス島に行くつもりだと伝えた。
すると、ママさん渋い顔になり
「トルコからロードス島に行けるかしら・・・。今オフシーズンだからね」
どうやらオフシーズンはロードス島へのフェリーがあまりないらしい。
ママさんはどこかへ電話をかけ、どこからロードス島へのフェリーが出ているか、何曜日に便があるかなどを調べてくれた。
トルコの南端にあるマルマリスという港町からロードス島へのフェリーは出ているようだ。
曜日が決まっておるようなので、それに合わせて行くしかない。
さぁ、いよいよ出発やな。
ママさんにはホンマにお世話になりました。
みなさん、イスタンブールに行った際には是非チューリップゲストハウスをよろしくです。
※パッカーさんには「Tree of Life」ってGHが有名ですけどね。
オトガルでケバブを食べているとバスも来た。
いよいよデニズリへ出発である。
バスに乗り、夜のイスタンブールの街を眺める。
これからどんな旅が待っているのか、どんな出会いが待っているのか・・・。
旅の中でテンションの上がる瞬間だ。
トルコのバスは快適。
どこにもそう書いてある。
そしてホンマにそうである。
クッションのよいシート。
ほどよい暖房。
インドやカンボジアのバスは、なんかの冗談やったんやろか・・・。
鬼の哭く街カサンドラに連れて行かれる護送車のような気分で乗っていたのとは大違いである。
しばらく走ると、バスボーイが何か黄色い液体が入った瓶をもって歩いてくる。
そして、手を出せと言う。
両手を出すと、そこに瓶のなかに入ったオイルをちょろっとかけた。
さわやかな香りがする。
隣のオッサンが手に揉み込めと言う。
いやぁ、いい。
これがサービスってもんやね。
その後も、水、ビスケット、コーラと、次々とプチ幸福感を味わえる演出があり、いやでも気分は高まっていく。
暖房の心地よさですぐに眠たくなってしまった。
では、次はデニズリで。