山ちゃん あらわる
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夜10時 バンコク カオサンロード。
やっと戻ってきたやーん。
バンコク→シェムリアップもきつかったけど、帰りもきつかったゾ。
二度と陸路で行くことはないだろう・・・。
出発してすぐ、欧米人の女の子がいきなりゲロを吐き、必死でもらいゲロを我慢。
お願いしますよ。
途中の休憩でバナナを購入するもカンボジア通貨リエルもUSドルもなかったので
タイバーツで支払う。
見事にボラれてました・・・。
帰りは雨は降らなかったものの、道はぬかるみ、途中でエンコしちゃった車が道をふさぎ
大渋滞を引き起こしてたりで、もう笑うしかない。
そんななか最悪だったのは、このエクストラシートに座ることになったヤツ。
ご愁傷様れす。
これで7、8時間はつらすぎる。
ぼくじゃなくてホントによかった。
神様に感謝します。
でもよくよく考えると、家が全焼しちゃったけどとっさにゲームボーイだけ
持ってきてよかった~、おばあちゃんちで遊べる~みたいな、超レベルの低いホッとした感。
クーラーないので灼熱地獄、窓全開で砂地獄、ヘタったサスで頭天井にぶつける地獄という
三大地獄にはかわりない。
タイ側に入って、ようやくVIPバスに乗り換えることができ、眠りについたのでした。
起こされると、もうカオサンに着いてた。
猛烈に疲れていたのでセブンにも寄らず、さくらGHに直行。
ベッドの空きがあればいいが・・・。
犬のう☆ちで悪臭漂う階段を登り切り、レセプションのところにいくと、
「myちゃん! もう帰ってきたん!? はやっ!」
とプンちゃんがお出迎え。
「そうや。あきゃん?つーか、ベッド空いてる?」
「結構うまってるけど、まだ空いてるで」
早速チェックインし、シャワーを浴びる。
マジ生き返った~!!
ぶっ生き返った~!!
共有スペースに行くと、プンちゃんとハーブがだべっていた。
「myちゃん、なんで帰ってきちゃったの? 女?」
「ピンポ~ン。ま、しゃあないよ、そればっかりは」
そこにはもう一人。
「こんちわっす」
ちょっとやんちゃそうなイケメンがマルボロをふかしている。
ヘアースタイルはラーメンマンみたいやけど、悔しいことにイケメンは何でも似合っちゃう。
「myちゃんがカンボジア行ってる間一緒に遊んどった 山ちゃんや」
山ちゃんとは、このあとバンコクでもずっと一緒やったし、インド・ネパールも一緒に行った。
日本に帰ってからもよく遊んでる(先週も遊んだばっか・・・)。
今後長い付き合いになるぼく、山ちゃん、プンちゃん、ハーブの4人が揃い、
いよいよ始まるアホの祭りンピック。
また、このころからさくらGHにはぞくぞくと奇人、変人、オタク、ドロップアウトしちゃってる人
世間知らず、頭悪い人、イタイ人、天然、コオロギ、ネオンテトラ、パセリ・・・などが集まって
蟹工船状態(全員脳ミソ蟹・・・)。
そして、マリちゃんとぼくはどうなっていくんでしょう。