2008年 09月 10日
Master Of BKKとの出会い&詐欺に注意
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今日山ちゃんからメールがあった(回想じゃなく2008年9月9日のいま現在の話ね)。
「サワディーカーップ!今日シンハビール(タイで一番有名なビール)がうず高く積まれている
のを見て疼いちゃいました!!タイに行きたくなりました~!」
山ちゃんは酒類の配達の仕事をしているんだが、朝っぱらからアホなメールを
送ってくるなよ・・・。
ここらで、山ちゃん、プンちゃん、ハーブ、モンモンと並び、その後長い付き合いになった
人を紹介しておかなければならない。
その名はマスター。
マスターオブバンコクの名にふさわしいお方であ~る。
ぼくと同じく仕事を辞めて海外に出てきたのだが、タイにはまり、現在もタイ在住なのである。
当然タイ語はしゃべれる。
タイ語学校は1か月行って辞め、その後独学でタイ語をマスター。
そのよどみないタイ語のため、携帯電話を買う際にタイ人に間違えられ、IDカードの提示を
求められたという・・・(見た目は100%日本のイケメンさんなのに)。
ピーター・バラカンの日本語みたいに流暢だったんだろうね。
食べ物の注文の仕方から携帯電話の買い方まで、ありとあらゆる事を教えてもらった。
仲間うちでも「とりあえずわかんないことがあったらマスターさんに聞いてみる」って感じ。
まさにマスターオブバンコク、いやマスターオブタイランドである。
ぼくが毎日ゴーゴーバー&テーメーカフェに通い始めた頃、さくらGHで出会ったのだが
その時はあんまりからんでなかった。
もうちょいしたらがっつりからみはじめます。
さて、新たに登場の早稲田くんやってくれました。
早稲田くんは、まぁ早稲田の学生だったんやけど、やっぱちょっと変わり者だった。
ある女の子から、「さくらGHって変人の集まりって聞いたんデスけど・・・」って言われた
ことがある。
否定はしない。
さくらGHでは確かにある周期でバカ・変人・イタイ人が大発生する。
17年ゼミみたいなもんである。
だから、「えっ、普通じゃん、さくらって」という人もいれば、
「あそこやばくない? 人間と話してる気がしない」という人も
いるわけだ。
早稲田くんのイタイところは、けっこうな知ったかぶり屋さんだったことだ。
体験がともなっていない知識がマックポテトのLぐらい頭の中に
詰まっているため、ちぐはぐな行動をとってしまう。
おまけに変にプライドが高いから、自分の失敗を認めない。
こんなことがあった。
バンコクで有名な詐欺に「ボート詐欺」というのがある。
観光気分でボートに乗ると、法外な料金を要求されるってやつだ。
早稲田くんがチャオプラヤ川の岸辺を歩いていると、女性が声をかけてきた。
女性はラオス人で観光でバンコクに来たという。
なんだかんだ話してるうちに、せっかくだから一緒にボートに乗りましょうと誘われる。
けっこう綺麗な女性だったらしいので、早稲田くんも少し下心があったのかもしれない。
ボートに乗り、チャオプラヤ川の真ん中まで来ると、船頭が料金を請求してきた。
その額6000バーツ(約18000円)。
有り得ん・・・。
払わなければここから突き落とすと言われたらしい。
女性は半分の3000バーツを船頭にはらった。
早稲田くんは2000バーツしか持っていなかったので、2000バーツと小銭をすべて渡した。
そして無事解放されたのである。
もちろん船頭とラオスから来たという女性はグル。
その話をゲストハウスに帰ってからすると、みんな口をそろえてそりゃサギだと言う。
早稲田くんも詐欺だと思ってるんやけど、プライドが邪魔して認められない。
プンちゃんや山ちゃん、ズーなら、まっさきにいいネタができたと思い、「騙された~!!
だから今日ゴーゴーでビールおごってにゃん☆」って言えるんだが・・・。
ボートからの景色はきれいだったから満足だの、女性も払っていたから妥当な値段だの
ごちゃごちゃ言ってるうちに、みんなも「じゃ、よかったね」って諦めた。
ちなみにハーブはブラックジャック詐欺に声をかけられたことがある。
ブラックジャックに誘われ、はじめは勝たせてくれるが、いざ掛け金が大きくなると
カモにされるという。
ハーブはその犯人のアパートに行き、ブラックジャックが始まる前に帰ってきた。
声をかけられた時に、ブラックジャック詐欺というのはわかったらしい。
「んじゃ、なんで行ったんだよ?」
「ん~、暇だったから」
だめだ、ラリっとる・・・。
おメーがさくらGHが変人の集まりって言われる原因を作ってるんだっつーのっ!
by myproblem
| 2008-09-10 01:01
| タイ