2010年 02月 01日
きっぷ その1
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ぼくと山ちゃんとベンジーは完全にジャンキーになっており、タバコを買いに行く時かメシを食いに行く時以外はベッドから動かなくなっていた。
それにしてもこのセンターポイントって宿、ろくでもない宿だよな・・・。
シャワー室は電気がないので夜は真っ暗な中で行水。
コンセントは当然なく、宿の看板用のコンセントを昼間外して使うことしかできへん。
それもほとんどジャンキーファランさんが使っているので、目を盗んで外して使うしかない。
そしてベッドのダニっ!
かゆうううううううううううううううううううううううー!!!!
だんだん雨が多くなってきたのだが、窓際のベッドは雨が降りこんできてマットレスが常にじっとりしてる。
こらあかんわ。
ぼくらはそろそろ移動することにした。
ベンジーはバラナシへ。
ぼくと山ちゃんは途中のブッダガヤに行くことにした。
ブッダガヤはビハール州のネーランジャヤー河のほとりにある。
マハーボーディー寺の菩提樹の下でブッダが悟りを開いたとされており、仏教の四大聖地のひとつとなっている。
あとは、生誕の地・ネパールのルンビニ、初説法の地・サールナート、涅槃(入滅)の地・クシナガルである。
多少興味はあったものの、仏教についての知識はまったくない。
ぼくは手塚治虫の「ブッダ」すら読んでいなかったし、山ちゃんにいたっては稲中卓球部を読破することさえ困難な状況である・・・。
でも、とりあえず行ってみることにした。
旅をしていると、目的地がどうのこうのというより、移動すること自体がモチベーションになることもあるのだ。
日本ならネットなり電話なりでチケットを予約して当日駅に行けばいいわけだが、ここではそうはいかない。
まずは鉄道の駅まで行って電車の切符を買ってしまわなければならない。
実際に行って現物を手に入れる。
これが一番確実で早い方法なのだ。
ぼくらはバスに乗ってコルカタの鉄道の駅であるハウラー駅に向かった。
フーグリ河の近くでバスを降り、ハウラー橋という鉄橋を渡る。
バカ長い無骨な鉄橋に感動して写真をパシャパシャ撮っていると、「こういうところであんま写真撮らないほうがいいよ。警察に怒られるから」とベンジー。
インドは隣国パキスタンとの関係があまりよくないので、こういう軍事的に重要な建造物などを写真に撮られることを嫌っているのだ。
それにしても人!ひと!ヒト!
橋の中央は車がバンバン走り、両側の往来っつーか行列もハンパではない。
サマーソニックにプリンセスプリンセスがでるんじゃあるまいし・・・。
ところどころオレンジや豆を売っている屋台まである。
あとで調べたら橋の長さは700mもあった・・・。
なんとかかんとかハウラー駅に着いたのだが、切符を買うにも一苦労なのがインド。
むかつくわww
by myproblem
| 2010-02-01 00:40
| インド