2010年 10月 24日
日本山に登るの巻
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トレッキングなんかよりキングキャッスルのほうに興味があるぼくたちは毎日ぼーっと過ごしていた。
朝はジャーマンベーカリーでアンナプルナを眺めながらコーヒー。
帰って宿の屋上でアンナプルナを見ながらジョイント。
昼はアニールモモで北斗の拳を読みながらカツ丼。
戻ってジョイント。
夜はビール飲みながらジョイント。
人生の無駄遣いである。
あっという間に1週間が過ぎてしまい、これじゃいかんってことで日本山妙法寺に行ってみることにした。
日本山妙法寺はwikiで調べると藤井日達創設の宗教団体となっておる。
ペワ湖の近くの小高い丘の上にある。
ここを訪れるのは熱心な信者さんか、ぼくらみたいなポカラでやることないので来ちゃいましたパッカーさんぐらいなもんだろう。
地元民もピクニック感覚で来ている。
ゴータマさんちから歩いて行ったのだが、山ちゃんは完全にナメていたためゴムサンダルで参戦。
丘に着く前に後悔していた。
ポカラは朝晩の冷え込みがあるが、昼間は結構暑い。
したがって丘を登っているとだらだら生活を送っていたぼくらにはツライものがある。
途中で地元の悪ガキたちと一緒になり、あーだこーだ言いながら登ることになった。
色あせたTシャツを着た子供たちは、そこらへんの草やら枝でちゃんばらをしながら登っていく。
仕事帰りに電車で見るガキはみんなNのラインがでかでかと入った青いリュックを背負ってDSをやっている。
いつもコイツらを見ていると悲しい気持ちになる。
やっとのことで妙法寺に到着。
30分ぐらい休んで戻ることにした。
そこでちょっと英語が話せる地元の兄ちゃんにあった。
なんとなく音楽の話になり、アイアンメイデンやジューダスプリーストなんかのブリティッシュヘビーメタルが好きだと言うので、そんな話をしていると「帰りはどうやって帰るんだ?」と聞いてきた。
どう帰るって歩いて来た道を戻るしかないだろ?
そう思っていると、来た道と違う道を下ってペワ湖をボートで帰るルートがあるらしい。
彼は家族で来ていて、一緒にボートで帰ることにした。
ボートは残念ながらレイクサイドに着いてしまい、ぼくらの宿からは遠くなってしまったが仕方がない。
せっかくなのでレイクサイドの欧米人が集まっている店でステーキを食って帰った。
うまかった。
by myproblem
| 2010-10-24 23:53
| ネパール