2010年 11月 13日
ついにバグルンバスパーク その2
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夜のとばりも降りてきて寒くなってきた。
うーん、プンちゃんの情報はホンマなんやろか・・・。
プンちゃんならそこらへんのオッサンを捕まえて、「女と遊べるとこ、ない?」ってダイレクトに聞けるんやろけど、ぼくらはそこまでの厚かましさを持ち合わせていなかった。
しかし、ここまで来たからには何もせず帰るわけにはいかない。
とにかく、情報を集めようと、一軒の食堂らしきものに入った。
がらーんとした店内には3つ、4つテーブルがあるだけで、あとは何もない。
とりあえずイスに座ると、おばちゃんがメニューを持ってきた。
当然メニューは現地の言葉で書かれており、おばちゃんは言った。
「ノー レディー!」
ノー レディー!?
女はいないってこと!?
しばしぼくらは顔を見合わせた。
「ってことは、こういう感じの店が女の子がいる店ってことちゃう?」
「そうっすね!じゃあ他の店に行ってみましょうよ」
ぼくらは店を出て、バスパーク周辺の食堂っぽい店をもう一度探してみた。
すると、さっきの店と同じような殺風景な店がたくさんある。
ははあ・・・、一見普通の食堂を装っているけど、ホンマはソッチ系の店ってわけか。
バスパークに一番近い店に入った。
テーブルに着くとオッサンが「女か?」と聞いてきた。
ビンゴっ!
3階に案内され、ボロッちいベッドがある部屋に通される。
「うーん、どんな子が来るんすかね・・・」
山ちゃんも期待半分不安半分な感じだ。
しばらくしてドアをノックする音が聞こえた。
そしてオッサンと3人の女の子が入ってきた。
かわいかったが、なんか垢ぬけない感じ。
素朴でいいといえばそうだが。
ぼくらはテンパっていてどうしてよいかわからなかった。
が、ここは年上のボクが行動を起こさにゃならんと思い、「じゃあ、おれこの子とったっぴ~!」とつばをつけた。
このような場合躊躇してはいかんのである。
山ちゃんは残った2人からは選べない感じだったが、それはぼくとて同じである。
他の人には部屋から出て行ってもらったが、さてどうするか・・・。
とにかくバンコクと違って、酒は入ってないし、言葉も通じない。
置屋なので、ゴーゴーバーみたいに酒飲みながらトラッシュトークを楽しむ風でもなく、さっさとやることを済ませて出ていく感じである。
気まずい沈黙をどうしようかと考えていると、おもむろにTシャツを脱ぎだす彼女・・・。
もうええわ。
なすがままに、である。
by myproblem
| 2010-11-13 20:47
| ネパール