ナガルコットの木梨ノリタケ
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ナガルコットにはとんねるずのノリタケ似のオッサンがレストランをやっているのだが、これが結構有名になって、今では「歩き方」にも載っているそうな。
オムライスがうまいとみんな騒いでおるが、そうか?
自分としては、オムライスなんてメシとケチャップを炒めただけの、永谷園の茶漬けぐらい失敗のないモンやと思てたんやけどね。
オムライスってラーメンと違って、そんなにバリエーションがないでしょ?
基本ケチャップ味でね。
これが味噌とか塩とか、冷やしオムライスとかあったらコワイし・・・。
まぁ、しかし憲武珈琲店でけっこうまったりさせてもらった。
ナガルコットの夜は本当に長い。
日が落ちれば何もすることがない。
誰もいないテラスでタバコを吸いながらセンチになっていても、寒くてすぐ部屋に入りたくなってしまう。
そして山ちゃんは「コレ、吸いきれんすねぇ」といいながら、せっせとジョイントを作っておる。
二人で2,3本も回すと気持ち良くなり、毛布のフカフカも相まって、すぐ眠ってしまう。
朝焼けに染まったヒマラヤを観た。
「さぁて、メシ食って帰るか?」
「そうっすね。いよいよっすね。おれ、また来たいッス」
「そうやなぁ。次はいつかなぁ・・・」
インド・ネパール編 完