2008年 06月 14日
はじめてのゴーゴーバー
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女の子が水着で踊っているところ、ゴーゴーバー。
最初はそんなところには、興味はこれっぽっちもございませんでした。
初めてさくらGHに来た時も、ちらちらゴーゴーバーについて話している人たちがいて
その存在は知ってたけど、「わざわざ海外に来てまでそんなとこに行くなよな~」って
正直軽蔑しておりました。
「☆☆って店の◆◆ちゃんって子が超かわいくて・・・」 とか
「やっぱ日本語しゃべれる子はダメだね~」 といったことを言ってる人がいて
あぁ、おれはこういう人たちとはかかわりをもたないでおこうって思ってました。
ある晩、さくらGHの男連中10人ぐらいでスクンビット通りまで出てメシを食おうっていう
ことになり、ぼくもいっしょに行ってみたわけです。
スクンビット・ソイ12のあたりにあるスクンビットプラザの韓国料理屋に行くことに。
食べ終わって店を出て、みんな、さぁどうしよっか?って感じになった。
そこで、「じゃあ、ゴーゴーバー行く人?」と言って切りだしたのがプンちゃんである。
そして、「おれ行く~」と続いたのがハーブ。
他の人はみんなゲストハウスに戻ることになった。
ぼくは迷っていた。
「そんなところ行ってもしゃあないやん!」と思う一方で、
「しょうもないところかどうかは行ってみやなわからへんで!」とも思ったからだ。
昔から自分で実際にやってみないと納得できないタチのぼくは、自分が行ってもないのに
「ゴーゴーバーなんかおもろないよ」って知ったかするんが非常にいややった。
納得できるかどうかはぼくにとってめちゃ大切なことで、
オレは「納得」したいだけだ。
「納得」は全てに優先するぜッ!!
でないとオレは「前」へ進めねえッ! 「どこへ」も! 「未来」への道も!
探す事は出来ねえッ!!
とジャイロ・ツェペリ先生もおっしゃってます(茶化してないよ、ホントに大切なことです)。
おっしゃ!行ったらぁな!!ってことで、3人で行くことになった。
プンちゃんについてスクンビットをまっすぐカオサン方面に10分ぐらい歩いて戻ると
何やらやっかましい音楽が聞こえてくる。
スクンビット・ソイ4にあるナナプラザ。
現在に至るまでここでたくさんの授業料を払ったけど、それまで比較的マジメっ子だった
ぼくは、多くの先生たち(?)から学校では学べない様々なことを教えてもらったのでした。
さて、時間は8時。
プンちゃんが「まだはやい」と言うので、バービアでビールを飲んで時間をつぶすことに。
ナナプラザは、ゴーゴーバーが集まってるコの字型の3階建てのビルで、
正面入ってすぐのところにはバービアっていうほったて小屋みたいなのがある。
そこでは、女の子とおしゃべりしたり、簡単なゲームをしながらビールが飲めるのである。
プンちゃんが1件のバービアに陣取ると、ママさんみたいな人が「プンちゃ~ん!」と
言って談笑し始めた。
「元気?いっしょに来たのは友達?」みたいな会話をしているが、すべてタイ語。
プンちゃんはすでにタイ語がけっこう話せたからいいが、ぼくにはまったくわからない。
ハーブもタイ語はわからないが、
「警戒」とか「人見知り」っていうスイッチが壊れている人なので
何の問題もなくとゲームをおっ始めている。
みんなとゲストハウスに戻ればよかったかなぁ・・・。
そんなことを思いながら、ちびちびをビールを飲んでいた。
それにしてもナナプラザの入り口にあるほこら(↑こんなやつ、これは@MBK)。
仏教国なのでゴーゴーバーで働いてる子も、みんな手を合わせていくんやけど、
もし日本なら歌舞伎町の地蔵を
毎日ホストが亀の子たわしで磨いてるようなもんです。
違和感ありすぎなんですけど。
小一時間ぐらいバービアで飲んで、いよいよゴーゴーバーに入ってみることに。
忘れもしません。
初めて入った店はRAINBOW1っていう店でした。
ダンスミュージックが大音量でかかる中、カウンター席に通された。
フロアには欧米人、日本人、水着のタイ人の女の子でイモ洗い状態。
「myちゃん、何飲む?」って聞いてくるので、「えーっと、メニューは・・・」とか言ってるうちに
「じゃ、ハイネケン3つ!!」と注文してしまうプンちゃん。
ここでは飲み物なんてどうでもいいのである。
女の子を見に行くところなのだから。
それにしても・・・。
目の前30センチのところで、水着の女の子が踊っている。
いやいや目を凝らすと、水着じゃなくて下着やん、おもっきり。
上下黒の下着になぜかロングブーツ。
タイ人そのままっていう子もおるけど、多くは髪をまきまきにして、そう名古屋嬢そっくり。
メイク&薄暗い照明で日本のギャルみたいに見えた。
か、かわゆい・・・。
ぼけーっと見とれていると、「myちゃん、気に入った女の子がおったら呼んだらええんやで」
とプンちゃんのゴーゴー講座基礎編がはじまった。
ゴーゴーバーでは、気に入った女の子がいたら、その子を直接手招きして呼ぶか、
ドリンク運びのスタッフにその子のバッジの番号を告げて連れてきてもらうかする。
ステージで踊っている子以外にもフロアにはたくさん女の子がいて、そういう子は
自分から「隣に座っていい?」と営業にくることもある。
基本的には隣に女の子を座らせたらコーラかなんかを1杯おごってあげる。
さらにどっか遊びに行きたかったり、ご飯を食べに行きたければ、店にお金を払って
女の子を連れだすこともできる。
ぼくとハーブもそれぞれ女の子を指名して隣に座ってもらった。
「Where are you from?」 「Japan」
「What's your name?」 「myちゃん」
「Holiday?」 「Yes」
「・・・・・・・。」
終了。
中1の英語の授業のほうがまだマシです。
そんなぼくを見てプンちゃんはニヤニヤしている。
「さぁ、そろそろ次の店いこか?」
プンちゃんにうながされて、次の店に。
これまた大変なことになっちゃいました・・・。
by myproblem
| 2008-06-14 04:36
| タイ