2008年 06月 20日
恋のマジックポーション
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次の日、「今日はパッポンに・・・」というプンちゃんを制し、再びソイカウボーイへ。
バカラに行くと、今夜もマリちゃんが店の前で客引きをしており、二人で店の中へ入る。
小一時間ほど楽しく酒を飲み、プンちゃんが帰るというのでお金を払って店を出た。
「じゃ、またね~」
「ハイ、アシタはお店、オワル、2時、クル、ダイジョウブですか?」
「??? 2時にココに来たらええの?」
「ハイ。マリちゃん、マッテルネ」
どういうことなんやろ?
プンちゃんに聞いてみると、「お店終わってからmyちゃんとどっか遊びに行きたいんちゃう?」
と言う。
うーん、お店から女の子を連れだすときは、店にペイバー代っていうのを払うんやったよな。
お店が終わってからってことは、ペイバー代を払わんでええってこと?
それはうれしいけど、そんなんでええんやろか・・・。
それに、そんな時間から遊びに行くって、どこでなにするんやろ。
明日はプンちゃんやハーブも一緒に来てくれへんし、ぼく、タイ語もまったくしゃべれへん。
コップンカップって「こんにちは」やったっけ?(「ありがとう」だっつーの!オレのバカッ!)
「myちゃん!バス来たで!」
とりあえずその日は帰って寝た。
翌日、初めて一人でバスに乗って、初めて一人でゴーゴーバーに行った。
「2番のバスに乗って、ぺップリー通りをまっすぐ行くやろ。右曲がって伊勢丹や。
そんで左に曲がってしばらく行くと、右側にランドマークってホテルが見えてくる。
その辺がナナやで。そっからちょっと行ったらアソークの交差点やからそこら辺で降り。」
プンちゃんの言ったことをブツブツ繰り返しながら、必死でランドマークを探すぼく。
シマリスのように落ち着かないぼくに、車掌のおばちゃんも怪訝な顔をしている。
バスジャックはしないんで安心してください。
それにしても、タイランド!
深夜1時をまわってるのに、ものすごい暑さなんですけど・・・。
あー、桃の天然水を5リットル飲みたいっ!
なんとかソイカウボーイまで行き、バカラの店の前でしばし待つ。
するとお店が終わって、マリちゃんが出てきた。
ぼくを見つけてちょっと驚いた様子。
来ちゃイケなかったんか・・・。
ぼくの手を引き、足早にラチャダーピセーク通りのほうへ行くマリちゃん。
途中スイカを買い、通りを渡った。
それにしても、やっぱかわいいな~。
それまでタイ人なんて、ホームセンターで売ってるカーリングストーンみたいな
漬物石ぐらいどうでもよかったのにね。
タクシーを捕まえて、「タクシー、ノル、ノル」と言うマリちゃん。
「Ψ※♯◆Θ∋・・・・」
「マリちゃん、これからどこに行くの?」
「マリちゃんのアパトデス」
「へっ? ど、どこ?」
「マリちゃんのアパート!」
マリたんのアパート!?
by myproblem
| 2008-06-20 01:52
| マリちゃん